化学への道に進んでも大丈夫?

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こんにちは⭐ ミドリケムです。

僕は化学業界に就職して今年で10年目です(転職もしていますが…)。大学、大学院(博士前期課程)でも化学の勉強、研究をしてきました。


今回のテーマはなぜ自分が化学の道に進んだのかを紹介しようかと思っています。
このブログを読んでくれている方々の中には「化学の道って進んでよいのだろうか…」と将来への進路選択、および就職先を考えている方々も多いかと思います。
少し自分の主観も入っているとは思いますが、僕の経験談で少しでも化学というものが何なのか理解して頂けたらと思い、執筆させて頂きます。
もちろん、メリットだけではなく、デメリットも解説していきます。

文系か理系か?

僕は高校に進学し、1年生時では文理選択はありませんでしたが、2年生以降は文理選択がありました。
ちなみに理科の履修科目は旧課程の科目ですが、1年生では「化学Ⅰ(今でいう「化学基礎」+「化学」の無機、有機化学)」、「理科総合B(今でいう「生物基礎」+「地学基礎」、実際はほぼ生物でした)」、2年生以降は「化学Ⅱ」、「物理Ⅰ」、「物理Ⅱ」(要は化学と物理)でした。

まとめると、化学と物理、ちょろっと生物を勉強していました。

1年生時で来年からの文理選択を考えていましたが、僕は理系に行こうと考えていました。なぜなら、数学と理科が得意だったからです笑。
逆に文系科目である国語と社会は苦手でした。さらには英語も苦手でした。

そんなこんなで理系のどの分野に行こうかまでは具体的には決めていませんでした。最初は情報系に進もうか、電気電子に進もうか色々考えており、その中に化学もちょろっと考えていました。いや、あんまり考えていなかったかも笑。

本当は将来の道をきっちりと考えてから文理選択をするのが理想です。例えばファイナンシャルプランナーになりたければお金、経済の勉強、つまり公民を勉強できる文系に、科学の研究をしたければ理系に、といった感じですね。

でもどうしても決められないといった方々は個人的には得意科目の道に進んでから将来の道を考えたら良いと思います。というか、文理選択を機に将来の道を考えても良いかもしれませんね。だって科学が好き、でも理科は嫌いとか、弁護士になりたい、でも法律の勉強をする公民は嫌いなんて人はそういないですよね(僕の友達で同じ化学専攻で数学が嫌いという人もいましたが…)。

僕はこの時点では理系に行きたい!!(逆をいうと文系は嫌!!)、という理念で理系にいきました。

当ブログでも様々な化学の事を発信し質問にもどしどし答えますが、どうしても化学の事がわからない、個別に質問したいという方は個別指導はいかがですか?
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なぜ化学の道を選んだのか?

僕が化学の道に進もうと思ったのは高校3年生の半ばでした。結構、土壇場笑。

さっきも言った通り、最初は電気電子系や情報系に進もうかと考えていました。しかし、最終的には化学を選びました。なぜか?それはズバリ、、、、

なんとなく面白そうだったから

はぁ?  と思った方もいますよね笑。でも本当にこれが理由です。資料集とかを眺めていると化学は読んで字のごとく「化けることを学ぶ学問」、つまり化学反応をしている、または何かの分析している写真を見ていると面白そうに感じてきました。
要は好奇心ですね。もちろん高校ではほとんど実験はしていません。中和滴定をちょろっとした程度でした。まぁ危険な試薬を高校では取り扱うことができませんからね(普通科だったので工業科等はわかりませんが)。

正直、将来の道は好奇心で選ぶ人が多いと思います。どの専門分野でも高校まででそんなに学ぶことなんてそうそうありませんから。

その後も大学へ進学し、有機、無機、物理化学のどの道に進もうかも色々考えました。結果、有機合成が楽しそうだったので有機化学の道に進むことにしました。

化学の道に進んだメリット、デメリット

最後に化学の道に進んだメリット、デメリットをお伝えします。やはり、どんな道にもメリット、デメリットは付き物です。

メリット① 専門的なスキルが身につく。

いやいや、それはどの道でもそうでしょう💦 と感じている方も多いと思います。確かにその通りです。世の中には電気系や整体、といった様々な専門分野があり、挙げるときりがありません。
しかし、化学は少しニッチな分野でもあり、極めると他の人には無い自分だけのスキルが身に付きます。実際僕自身も街コンや接骨院等で職業欄に「化学技術者」と書くと結構めずらしがってくれます。よく「すごいなぁ」とか「かっこいい」と言われます笑。

さらにはAIにも奪われない、人間にしかできない仕事でもあり、化学というスキルを持っているだけで重宝される時代も来るかもしれません。

もちろん、他の業界も化学には無い素晴らしい魅力はあるとは思いますが、ニッチな業界である化学はニッチだからこそ得られるものは大きいと思います。倒産も少ないですし。

さらには資格に挑戦し、スキルを身につけることもできます。僕自身も以下の資格を持っています。

・危険物取扱者甲種
・公害防止管理者水質1種
・エネルギー管理士
・品質管理(QC)検定2級
・数学検定準1級(化学とは少し関係ないかも…)

今は公害防止管理者大気1種勉強中です。あと1科目のみ…
資格の事もまた機会があればブログに記載しようかと思います。

メリット② 自分でものづくりができる

ものづくり分野に関してはこれもまた電気系や機械系にもありますが、個人的には化学はそれらものづくり分野の基盤だと思っています。
例えば医薬品中間体が無ければ薬はできない、プラスチック、金属が無ければ機械ができない、顔料が無ければ塗料ができない、半導体素材がなければ電子製品が出来ない、挙げたらきりがありませんね。
化学は「もの」そのものなんです。僕自身、大学院時代や今でも合成し、自分だけの世界に一つしかない化合物を作ることができたら達成感が半端ないです。

次にデメリットをご紹介します。光ある所に影もあり、もちろんデメリットもありますよ。

デメリット① 求人が少ない

これに限りますね。先程、化学の道はニッチな業界であり、倒産もしにくいと申し上げました。
言い換えると求人が少ないんですよね…
転職しようにも地方に引っ越しになることもしばしば… 危険な試薬を取り扱っている以上、あたりまえですよね。

デメリット② 危険な試薬を取り扱うことが多い

先程ちらっと言いましたが、これも当たり前ですよね。とくに強アルカリは眼に入ると失明です。現在の医学では治すことができません。他にも発がん性物質を使うこともしばしば… 防護服、保護眼鏡、換気は必需です。

デメリット③ 地道作業が多く、すぐに成果を出すことが難しい

こちらも大変です。とある本に書かれていましたが、化学って他の分野と違って中々成果を出すことが難しいんです。僕も実験しては上手くいかず、それを考察してまた実験し直す、つまりトライアンドエラー、PDCAの繰り返しです。やりがいを感じることも少なく、「何やっているんだろう、俺…」、「こんなんで卒業できるのかな…(真面目に研究を続けていれば必ず卒業はできますが)」、「給料泥棒じゃないかな…」と何度も感じてきました。
逆に上手くいった、成果を出した時の達成感は半端ないです。しかし、そこまでに行くのにかなりの努力は必要です。ノーベル化学賞を受賞した人々も何十年も研究を繰り返してきてやっと成果が出たのです。
いや、成果を出したというか何とか形づけたという表現の方が正しいのかな?

以上が化学技術者である僕の化学という道でした。もちろん主観も入っており、他の技術者にとって感じ方、考え方は様々です。
しかし、僕は化学をやってきて本当に良かったと思っています(何度も後悔したこともありましたが…)。
やはり、高校生時代に感じていた好奇心は間違っていなかったと今でも感じます。

もちろん化学なんて嫌!!他のこの分野が好き!!という方々もいらっしゃると思います。しかし、どんな分野でも茨の道であると思います。化学もそうです。しかし、そんな茨の道を進むことで自分がどんどん成長していくでしょう。それは大変でもありますが凄く楽しいです。

化学の事で聞きたい事があればコメントやX(@midorichem)にどしどし質問して下さい。
今回のブログで少しでも化学の道に興味を持ってくれたらと思っています。

本日はここまで!!最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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